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霞んだ視界、かさかさの手。 動かない体。オレはずっと同じ視点で庭を眺め続ける。 ぼんやりと、覚醒とまどろみの間をたゆたう日々。 瞬き一つで風景が変わってゆく。昼から夜へ、夏から秋、そして冬へ。 窓際のベッドから眺める日々の移り変わりは、昔よりもずっと早くて。 未来を考える日よりも、過去を振り返る日のほうがすっと長くなって…… 「おじーちゃん。見て見て~」 ぼんやりとした意識が、鈴を鳴らすようなかわいらしい少女の声によって呼び覚まされる。 ぼんやりとした視界の向こう。小さな、髪の長い少女が差し出す折り紙。 この娘はかなた? こなた? いや、この娘は…… 油の切れた機械のようにさび付いた指を伸ばして、それを受け取る。 「えへへ、おじーちゃんにプレゼント。おじーちゃんが早くよくなりますようにって」 丁寧に折られた鶴。 この少女に鶴の折り方を教えてあげたのもオレだった。 不器用なオレが、唯一折るのが得意だった鶴。 「そうくん、私の入院中に毎日折ってくれたものね」 そうだ。かなたが入院していたころ。 何もできない自分が歯がゆくて、最低一日10個と決めて折っていた折り鶴。 かなたのベッドの周りに並べた千羽鶴。 初めは作り方がわからなくて、作ってあげるはずのかなたに鶴の折り方を習っていた。 最初のころなんて、これが鶴かってくらいのめちゃくちゃなのしか作れなかったけれどな。 「でもそうくん、やる気になったら人一倍頑張る人だから、あっという間に上手くなっていったよね」 そうか? あの頃はただ毎日をがむしゃらに生きていた。 かなたを、こなたを幸せにしたくって。 毎日を全力投球で生きて、挫折を繰り返して。 いろいろなものを失って、そしていろいろなものを得て。 「私がいなくなってから、大変だった?」 そりゃ大変だったぞ。 オムツの替え方なんてさっぱり分からなくてな。 いまさら実家に頭下げるのもごめんだったっし、 一足先にゆいちゃんが産まれていたゆきの家に何度も通ったっけ。 本当、ゆきには世話になったよ。 まぶたが重くなってくる。覗き込む少女の姿がだんだんかすんでくる。 「あれ? おじいちゃん寝るの? じゃあ、毛布をかけてあげるね」 やわらかい毛布を胸までかけられる感触。 それと、胸にもたれかかる心地よい重さと暖かさ。 「ふふふ、おじーちゃん」 ぎゅっとしがみついて来る少女。こんなにおじいちゃん大好きっ娘に育ってくれて、おじいちゃんは嬉しいよ。 ああ、こんなに可愛い娘にくっつかれたまま死ねるなんて、本当、つくづくオレって勝ち組みだな。 萌え死にではないけれど、かわいい孫娘に見取られながら死んでいくのも悪くない。 「もぅ、そうくんったら」 ははは、悪い悪い。 でも、ついこの間まであんなにちっちゃかったこの娘が、今では立派にオレの世話までできるようになって。 こなたと一緒で、腕白な娘だったからな。 なあ、かなた。 「何、そうくん」 かすんで見えなくなっていく現実の世界。そして、はっきりと見えてきたかなたの姿。 あの頃と変わらない、ちっちゃくて、ぎゅっと抱きしめたくなるような、オレのかなた。 かなた、オレ、休んでもいいかな。 「うん、お疲れ様。よく頑張ったね」 かなたの腕が、オレをぎゅっと抱きしめる。 かなたの腕に包まれて、ふわりと体が軽くなる。 病魔に侵された、苦しい体から解き放たれた開放感。 そして、オレを抱きしめる、懐かしいかなたの感触。 本当、かなたはすべすべで気持ちいいな。 オレなんてこんなお爺さんになちゃったよ。 「大丈夫よ。向こうにいったら年なんて関係なくなるから」 ふわりとかなたがオレの体を引っ張りあげる。 今まで指を動かすだけでもいっぱいいっぱいだったのが嘘のように、体が軽快に動く。 それと同時に、かなただけじゃなくて周りの風景も見えるようになってくる。 ふわりとした浮遊感。ずっと定位置だった窓際のベッドの上に浮かぶ。 ベッドに横たわる自分を見下ろす、不思議な感覚。 そして、オレにもたれかかって眠る、まだ幼い少女。 「心配? こなたとその娘が」 ……いや、大丈夫だ。 こなたも立派になった。 一時はゲームやアニメばかりで成績はぼろぼろだったけど。 でもオレが信じた通り。こなたはやってくれた。 就職して、結婚して、こんなかわいい孫を産んでくれた。 きっとオレがいなくなっても、乗り越えて先に進んでいってくれるだろう。 「私がいなくなったときのそうくんみたいに?」 ああ、あのときのオレはみっともなかったよな。 幼いこなたを放り出して、仏壇の前で泣きじゃくって。 「でも、ちゃんと立ち直ってくれた」 人間、いつまでも泣いていられないしな。 思考錯誤の毎日。その中でこなたを育てていった。 ちょっと変わった娘だったからな。学校の先生にいろいろ言われる事もあった。 でも、こなたはこなたなりにまっすぐに生きて、成長してくれた。 いろんな友達と一緒に成長して、さまざまな体験をして、 そして人を好きになり、こんなに可愛い孫まで産んでくれた。 俺がいなくなっても、こなたはきっと立ち直ってくれる。 「あなたが育てた娘だものね」 お前とオレの娘だからな。 そう言うと、かなたは微笑んでくれた。 ずっと見たかったかなたの笑顔。 それが、手の届く場所にある。 かなたを得たと同時に、失ってしまったもの。 ふわりふわりと空高く上っていく。 眼下には小さくなる、愛しき我が家。 この家でずっと生きてきた。 家族を育ててきた。 もう、自分にできることは何もない、あとは見守ることしかできないけれども…… 「この家に、幸あれ」 コメントフォーム 名前 コメント あれ? 目だけじゃなくて鼻からも変な汁が出て来たぞ? (T ^ T) -- ユウ (2010-04-15 00 59 09) なんていい話なんだ……私は汁じゃなくて涙が出たぞ。 -- 名無しさん (2009-08-27 00 27 48) みなさん 恥ずかしがらず涙と言いましょう あれ?俺も目から汁がッ -- 名無しさん (2009-08-27 00 10 37) ん?こなたが晩婚で40歳で子供を生んで孫が5歳になってもそうじろうはまだ70歳くらいでは? -- 名無しさん (2008-09-16 01 29 33) 目から雨が… イイハナシダナー -- 名無しさん (2008-09-16 00 30 27) おっと、目汁が・・・。 グスン・・・。 -- 名無しさん (2008-04-20 00 01 12) ちくしょう、目が変な汁で見えねぜ。 -- 有拳 (2008-04-09 04 35 23) ご指摘ありがとうございます。 修正しました -- 4-320 (2007-12-07 06 32 53) 休んだも… いいところなのに! -- 名無しさん (2007-11-16 12 09 44) テラ家族計画w -- 名無しさん (2007-10-09 06 25 17) 目から汗が止まらねえぜ・・・ -- 名無しさん (2007-10-09 01 11 13) あれ?おかしいな前ガミエないや・・・ -- 名無しさん (2007-10-06 23 18 51) 目から汁が・・・ -- 名無しさん (2007-10-06 13 45 11)
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【登録タグ Le Hashito あ 巡音ルカ 曲】 作詞:Le Hashito 作曲:Le Hashito 編曲:Le Hashito 唄:巡音ルカ 曲紹介 ボーカロイド初挑戦の楽曲です。たくさん聴かれたらいいなー。 歌詞 抱きしめられた夢を見て 自己嫌悪におちる リピートする言葉がこだま イラつくんだわ 会いたい触れたい殴りたい プライドこの通り 壊れてくってもんだわ 崩壊手前です あいしてるなんて言って 泡のように消えてしまった卑怯も 憎めずに ヘロヘロになっていくし 抜け出したい むなしい波から デジタルな文字の羅列を デリートするように 一瞬で消し去れたら 楽になれるってのに あいしてるなんて言葉 もう信じる事さえできないのかな? タスケテ ボロボロになってもいつか 笑って振り返らなきゃいけないね あーあーあー でも過ぎてくただ あーあーあー 時は止まったまま あーあーあー やさしさにそっと あーあーあー 心抱かれたまま あいしてるなんて言葉 もう信じる事さえできないのかな? タスケテ ボロボロになってもいつか 笑って振り返らなきゃいけないね あいしてるなんて あいしてる あいしてるなんて コメント なんか・・・・この曲好き! -- 髑髏 (2011-03-07 13 46 31) 何かいい曲です -- 名無し (2012-08-02 12 26 18) 名前 コメント
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ステージ 行動力 経験値 ジュエル 獲得品 聖 魔 神 共通? 4-1 3 3 +10~48 クリア・ペンデュラム アルベリック ナイトメア スルード 4-2 3 3 +10~48 アルベリック オファニエル インプ スクルド 4-3 3 3 +10~48 ラピスラズリ・ペンデュラム オファニエル インプ スクルド 4-4 3 3 +10~48 オファニエル サミエル サキュバス ヴェルダンディ 5-1 +10~24 5-2 +10~24 5-3 +10~24 5-4 +10~24 6-1 +10~36 6-2 +10~36 6-3 +10~36 6-4 +10~36 7-1 +10~36 7-2 +10~36 7-3 +10~36 7-4 +10~36
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すきだなんて、いえないよ【登録タグ miki す ぢゅ(メラゾーマP) 曲】 作詞:ぢゅ(メラゾーマP) 作曲:ぢゅ(メラゾーマP) 編曲:ぢゅ(メラゾーマP) 唄:miki 曲紹介 AHS生誕祭2011参加曲。イラストはTCB。 歌詞 お手紙書くのは 何年ぶりだろうね キミのこと想い 書き綴る詞に 重なる想い出 幼馴染で 終わりそうのない 雪模様 私の気持ち 閉じ込めたまま キミとアノヒトに 気付いた 今までくれた 二千回の笑顔を抱きしめ 近く遠いキミに 好きだなんて、言えないよ 水仙の花の香りのキミの隣 どうして私の大切なアノヒトが その場所に居る 他の誰にも 負ける気なんかなかったのに 私の隙間 1ミリもない キミとアノヒトの間に どう努力しても届かない 諦めを重ねて 近く遠いキミに 好きだなんて、言えないよ 大好きな大きな背中 小さく遠くに見え 遠い遠いキミに 好きだなんて、言えないよ キミの幸せを信じて 涙を乾かすの 私が見えないキミに 好きだなんて、言えないよ フタリのために 好きだなんて、言わないよ コメント すごく。すごく共感する歌詞です。幼馴染なとことか・・・大切なアノヒトとか・・・。 -- ツララ娘 (2011-12-10 12 39 16) おお、mikiの中でもいちばぁん好き -- 名無しさん (2011-12-16 23 57 45) とても、優しい曲!! -- 唯奈 (2012-06-16 13 18 41) 優しい感じすき!! -- ? (2012-06-16 13 21 01) 歌詞が(´;ω;`) -- 名無しさん (2012-10-14 21 28 19) 泣けます(泣 すごくいい曲ですね^^ -- リリカ†° (2012-10-14 22 03 57) 切なすぎ。。好きって言いたくても相手の幸せ思うと言えないとか共感しました!! -- はるちゃん (2015-01-17 11 48 40) 名前 コメント
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130 名前:普通の名無しさん[] 投稿日:2009/06/13(土) 19 13 08 ID um503P4s 人ごみをかきわけて買い物に行った銀ちゃん乙。 ということで乳酸菌入りっぽいのを作った。 ☆タンドールチキン的な何か☆(不確定名:タンドゥルルラギッタンディスカー!) ★ 材料-メイン- ★ 材料 分量(?人前) 備考 鶏肉 適量 冷凍してあった胸肉一枚を使用。モモでも手場でもおkと思われ トマト 1個 ヨーグルト レンゲ2杯分くらい 甘くないプレーンなやつ コチュジャン 小さじ1~2位 お好みで カレー粉 少々 SBのあれ。色と風味付け程度 にんにく 一片 ショウガ 1片 コンソメ - 一応入れてみた 塩 - コショウ - ★ 調理手順 ★ 1.鶏肉を適当な大きさに切り、塩コショウして焼き色をつける程度に焼く。 2.トマトの皮を剥いて割り、種をのぞいてさいの目に切る。 3.トマトをフライパンで炒める。形がなくなってきたら、 すりおろしたショウガ、にんにくコチュジャン、ヨーグルト、カレー粉、コンソメなどを加えて軽く煮まとめる。 4.3のペーストを肉にからめて30分ほど味をなじませる。 自分はペーストと肉をビニール袋に入れて軽くもんで放置でした。 5.オーブンか魚焼きのロースターなどで焼いて完成。 玉ねぎ薄切りや、レタスなんかとどうぞ。 一度、投稿エラーが出て心が折れかけた……
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第39話「美人ロボットは殺しの使者」に登場 ママとキャロン行きつけの美容院。正式な店名は『マミ ビュテーサロン』。 恐らくビューティーの誤記と思われる。(因みにGoogle先生にも指摘される。)が、実際にビュテーサロンと表記しているところもあるみたいだ。(「飯間浩明のことばのページ」→「ことばをめぐるひとりごと」→「文字のスナップ」の210番にビュテーサロンが紹介されている) また、富山には「ビュテーサロンひよし」があり、Google先生で「ビュテーサロン」と検索すると3番目以降に「ビュテーサロンひよし」関連のものがヒットしている(2012.3.6現在)。 従業員にはビューテーサロンロボット達、店主はビュテーサロン院長(男)を参照。ワンコインでお好みのヘアスタイルにしてくれる理容メカ(通称全自動卵割り機)を店内に配備している。 ジュラル星人の手によって放火されたが、消防士の迅速な対応もあってか店長も無事救出され、店はすぐに営業を再開できた。
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【所在地】 ランドリート島/腐宴の森林(未) 【パーティー名】 森に墜ちた獣(未) 【種族】 不死体 【HP】 145 【防御力】 【敏捷】 【回避】 【耐性】 炎 % 冷 0% 雷 % 光 % 闇 % 歌 【有効な状態異常】 【攻撃パターン及びダメージ等】 P:再生 【備考】 戦利品:飽菌人の毒素(未) 観察力: 【捕獲方法】 魔操術 ~ペットとしての能力~ 【物理攻撃力】 16 【魔法攻撃力】 【売却額】 40
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ジュレの実 ★色素材 作れるアイテム + ジュレの実 = ゼラチン
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生徒名簿 > 芹澤悠吏 >[ウェディング]芹澤悠吏(R) [ウェディング]芹澤悠吏(R) 攻魅力 1629 守魅力 1837 攻M 5113 守M 5765 コスト 11 卒業祝い 5000メン [ウェディング]芹澤悠吏+(R) 攻魅力 守魅力 攻2M 守2M コスト 11 卒業祝い 7500メン [ボクの天使]芹澤悠吏(HR) 攻魅力 守魅力 攻4M 11829 守4M 13145 攻3M 守3M 攻3直 11451 守3直 12726 コスト 11 卒業祝い 15000メン アピール キ、キミを守るのがボクの役目だから……! └Princeタイプの攻魅力中UP ストーリー 2次元よりキミ! 入手方法 ウェディングデラックスクローバーキュピ(2014/6/1 00 00〜2014/6/10 13 59) 保育士さん&思い出のカレHOP・STEPキュピ(2014/11/5 16 00〜2014/11/10 13 59) 台詞 ボイス +... ステップ1 おしゃべりタイム 本、買ってきておいたよ。 おしゃべりタイム うぅ……、夜更かししちゃった。 おしゃべりタイム う〜ん、この構図もいいな。 デート電話コメント デ、デートって……、男女で観光スポットとかに遊びに行くイベントだよね!? いいの!? カレ自慢アピール キ、キミを守るのがボクの役目だから……! ステップ2 おしゃべりタイム か……かわゆす……! おしゃべりタイム キミをモデルに描いてみたよ! おしゃべりタイム そ、その写真は見ちゃ駄目!! デート電話コメント ……今の、もう1回確認させて。ボクをデートに誘ってくれたんだよね? ……あ、夢か……。 カレ自慢アピール キ、キミを守るのがボクの役目だから……! ステップ3〜8 好感度レベルMAX キミと一緒に過ごせるのは奇跡なんだ。ボクは何よりもキミを1番大事にする、って決めた。……だから、ボクと結婚してください。 おしゃべりタイム(ステップ2〜4) か……かわゆす……! おしゃべりタイム(ステップ2〜4) キミをモデルに描いてみたよ! おしゃべりタイム(ステップ2〜4) そ、その写真は見ちゃ駄目!! おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 週末、空いてるかな? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) あ、まだ衣装のこと悩んでるの? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) キミは本当に何でも似合うね。 おしゃべりタイム(ステップ8) 一緒にいられてうれしいよ。 おしゃべりタイム(ステップ8) ボクってすごい幸せ者だよね。 おしゃべりタイム(ステップ8) キミがいればそれで充分だよ。 デート電話コメント(ステップ2〜4) ……今の、もう1回確認させて。ボクをデートに誘ってくれたんだよね? ……あ、夢か……。 デート電話コメント(ステップ5〜7) よ、喜んで! へへ、何回お誘いを受けても、こういうのって、なんだか、あの、照れますね。 デート電話コメント(ステップ8) ……こんなふうにキミとデートするようになるなんて昔は思わなかったなって、感動してました。 デート電話コメント(ステップ8) もちろんだよ! キミの誘いなら大歓迎です。ただ、こういうの慣れてないくて……大丈夫かな。 デート電話コメント(ステップ8) じゃあ、街にウエディングドレスを見に行こうよ。実際にドレスを着たキミも見たいです! カレ自慢アピール キ、キミを守るのがボクの役目だから……! マイページ +... ステップ1 キミには、こっちのフリルが似合いますよ! キミはただひとりの、ボクの運命の人、です! まさかキミとの結婚が現実だなんて……! ステップ2〜3 キミと出会わなかったら、一生独身でした。 結婚式のBGM、ア、アニソンは駄目かな? ボ、ボクなんて、結婚式では添え物だよ! ステップ4〜5 えっ、招待状にイラスト? 描いていいの? 引き出物は何がいいんだろう……悩むな。 ボクの嫁は、2次元だと思ってました……。 ステップ6〜7 キミと暮らしてるなんて、夢みたいで……。 キミの笑顔は、フィギュアでは再現不可能! はっ!? こ、これはつまりコスプレ……! ステップ8 キ、キミの可愛さは、奇跡なんですけど!? こんなに理解のあるお嫁さんで幸せだ……! 式は女性の夢と聞きますし、希望をどうぞ! 自分にこんな幸せが待っていようとは……! 毎日キミの声を聞ける、この幸せ……! 登校 +... 朝 ステップ1 ウェディング雑誌を買ったとき、店員さんの視線が……。 おっ、おはよう……。あ、朝から……うれしくて!! 大人になってもアニメからは卒業できませんでした…。 ステップ2〜4 わ、今日は朝からイチゴがある! う、うれしい……! 今日は雨だし、溜まってる録画アニメを消化しようかと。 天気のいい日こそインドア生活! それが、ボクですが。 ステップ5〜7 海外アニメの萌えを理解しつつあり……あなどれません。 昨日は……キミのドレスのコラ作ってて、徹夜で……。 セルにはセル、CGにはCGの良さがありますよね……。 ステップ8 ああ〜……今、夢じゃないんだなって噛みしめてました。 キミの『いってらっしゃい』……さ、最高……。萌え!! キミの声で起こしてもらえるなんて……て、天国……。 ブラックコーヒーが甘く感じる……!? 幸せだから!? ボクの周りには今、ハートマークが乱舞してますっ! 放課後 ステップ1 アニメの料理って、妙に美味しそうに見えるよね……? ウェルカムドールは、フィギュアでどうでしょうかっ! 学生の頃は、こうして過ごすことは夢のまた夢で……。 ステップ2〜4 キャラをご都合主義で動かすアニメは……許せません! 結婚式で、キミのカメラ小僧になってしまうかも……。 このアニメの主人公、どことなくキミに似ていませんか? ステップ5〜7 全てのアニメとフィギュアに誓って、一生キミを守るよ! ドレス選びは、アニメのキャラ設定にも似ていますね。 ふたりでお昼を食べてると……が、学生時代みたいだね。 ステップ8 アニメよりも幸せな日々を、僕と一緒に過ごそうね! キミとボク、結婚するんだよね。……現実が天国みたい! 今日のご飯はボクが作るよ。憧れのマンガ肉に挑戦! こうしてキミと同じ食卓を囲める幸せ……信じられない! コラを見る限り、ドレスが全部似合って決められないよ! 夜 ステップ1 お、おかえりって、もう一回言ってもらえますか……? け、結婚式に、ボク以外の男が迎えに来ないですよね!? わあ! これ、アニメの料理再現してくれたんですか!? ステップ2〜4 アニメに理解があるなんて、いい嫁をもったなぁ……! 仕事帰りのゲーセンで、お宝フィギュアをゲットしたよ! 仕事先の接待でウニが……は、半泣きで食べました……。 ステップ5〜7 ウエディングケーキは、あのアニメのキャラにしようよ! お買い物してたの? ボクも仕事帰り。一緒に帰ろっか。 ボクは『リア充』……いや、す、既にもう『リア王』!? ステップ8 キ、キミのエンジェルボイスが毎日聞けるなんて……! 結婚式で、キミの晴れ姿をみんなに見てほしいんだ……! 結婚式はキミが主役なんだから、なんでも望みを言って! こ、こんなボクを選んでくれて、本当にありがとう……。 これからキミと幸せな日々を送れるとか最高ですけど!? デートの約束 +... ステップ1 ふ、ふぁい! だ、大丈夫だよ!? 改まって、ど、どうしたの……電話は今でも緊張する……! デ、デートって……、男女で観光スポットとかに遊びに行くイベントだよね!? いいの!? う、うん! そ、その日は空けておくね……。ど、どうしよう……今から心臓がバクバクで! ステップ2〜4 ちょ、ちょっとだけ待ってね……仕事の資料、片付けちゃうから……。はい、もうオッケー! ……今の、もう1回確認させて。ボクをデートに誘ってくれたんだよね? ……あ、夢か……。 あれっ、ゆ、夢じゃない……!? も、もももちろん、空けますとも! 絶対行くからね! ステップ5〜7 もちろんだよ! キ、キミの声を聞くことより大事なことなんて、そうそう存在しませんけど!? よ、喜んで! へへ、何回お誘いを受けても、こういうのって、なんだか、あの、照れますね。 あ、空いてます! むしろ空けます! キミとふたりで出かけるチャンス……逃しませんから! ステップ8(1) ボクがキミの話を聞かないなんて、ありえないよ! キミの話は、常にウェルカム状態ですから。 ……こんなふうにキミとデートするようになるなんて昔は思わなかったなって、感動してました。 了解! 仕事をしっかり終わらせて、1日キミと過ごせるように頑張るよ……あ〜、楽しみ! ステップ8(2) そ、そんな遠慮がちに、優しいエンジェルボイスで囁かれたら……。き、気が遠くなりそう……。 もちろんだよ! キミの誘いなら大歓迎です。ただ、こういうの慣れてないくて……大丈夫かな。 うん、大丈夫! その日は、どんなプランにする? キミの行きたいお店とか教えて下さい! ステップ8(3) だ、大丈夫! ……きゅ、急でちょっと驚いたけど、キミと仕事先でも電話できてうれしいなあ。 じゃあ、街にウエディングドレスを見に行こうよ。実際にドレスを着たキミも見たいです! いいよ! 一緒に暮らしてても、やっぱりふたりで出かけるのって、特別な感じがしますね! デートコメント +... い、一緒に暮らしてるけど……な、なんかこうして外で逢うと、キミが眩しくて……。 ボクなんかでいいんですか!? って、小一時間考え込むくらい、幸せな気持ちですっ! カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 オタクの底力を見せるとき……! ステップ2〜4 この勝負からは、逃げませんよ! ステップ5〜7 キミを好きな気持ちで勝負です! ステップ8 キミを守れる男だと証明します! 勝利 ステップ1 か、勝てました……。キミのウェディングドレス姿を見るまでは、負けられません! ステップ2〜3 キミとふたりで過ごす時間への想いが、あの人より上だった! そういうことです! ステップ4〜5 な、なんとかなりましたけど……ボクは、こういうの本当に苦手で……よ、良かった。 ステップ6〜7 キ、キミのことを一生守るんだから……これくらい当たり前って……ことです。 ステップ8 勝った勢いで言っちゃいます……。ボ、ボクと一生、一緒に幸せになりましょう……! ステップ8 キミを守りたい……それだけ考えてたんです。えーと、ボク、どうやって勝ちました? 敗北 ステップ1 キミのウェディングドレスを見られることに、浮かれていたみたいです……不覚ッ! ステップ2〜3 ま、負けた……。でも、キミのその慰めの言葉で、ボクはまた立ち上がれるよ……。 ステップ4〜5 キミを一生守るなら……苦手でも、こういうことからは逃げられませんよね……。 ステップ6〜7 アニメ的には、おいしい展開です……。ここからのボクの成長に、乞うご期待……! ステップ8 キミを守りたかったけど、気持ちが空回りしちゃいました。でも、次こそは……。 ステップ8 キミを守れなきゃ男じゃないっ! 不肖芹澤、絶対に次は勝ぁつ! で、あります! 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 キ、キミの声援がある限り……ボクは絶対に負けません! オタクの力を甘く見ないでください! ステップ2〜7 アニメのクイズバトルならともかく……こんなのは本当に苦手だけれど……キミを守るためなら! ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 負けたけど……キミの応援のおかげで、また復活しま……す……! ステップ2〜7 負けてしまいました……。オタクに平和は訪れないのか……。 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 一緒に暮らして、一緒のバイトして……。な、なんていうハーレムアニメ展開!? ステップ2〜7 バ、バイト代はフィギュア……じゃなくて、キミのドレスのために使おうね! ステップ8 家でも、バイト先でもキミの傍にいられるとか、し、幸せすぎるんですけど……!? 好感度MAX +... あのドレスも似合ってたし、あっちのも似合ってた。キミって本当になんでも似合うね。 ボ、ボクのお嫁さんになる人がキミで良かった。ボクには、キミじゃなきゃ駄目だから。 学生の頃は、こんな未来も想像することもなかった。だから、不思議な感じだけど……。 キミと一緒に過ごせるのは奇跡なんだ。ボクは何よりもキミを1番大事にする、って決めた。……だから、ボクと結婚してください。
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――― 和「こんなところに呼び出してどうしたの?」 唯「和ちゃん…」 和「なぁに?」 唯「ねぇ、和ちゃん」 和「どうしたの?」 唯「えっと…ねぇ」 和「うん?」 唯「うんと…」 和「唯、まだ生徒会の仕事が残っているのだけど…」 唯「ま、待って!!」 唯「和ちゃん。私和ちゃんのことが好き!!!!!!!」 和「私のことが好きって、唯、正気?」 唯「うん」 和「…悪いことを言わないからやめておきなさい」 唯「どうして?」 和「だってもうすぐ別々の大学になっちゃうじゃない」 和「遠距離恋愛なんて…辛いだけだわ」 唯「そんなことないっ」 唯「和ちゃんと付き合えるなら距離なんて…全然関係ないよ!」 和「…どうしてそう言えるの?」 唯「だってだって、和ちゃんはずっと私のことを見守ってくれて」 唯「いつだって傍にいてくれたんだよ」 和「それ、全然理由になってないわ」 唯「ふえ~ん」 和「…唯。もう…困った子ねぇ」ダキ 唯「和ちゃん…?」 和「よしよし。もうっ…これくらいで泣いちゃ駄目よ」 唯「…うん」 和「はぁ…」 唯「えへへ~」 和「唯?」 唯「やっぱり和ちゃんは優しいなって」 和「…優しいだけよ」 唯「優しいだけじゃないよ、和ちゃんは生徒会長として凄く頑張ってたじゃん」 唯「私、和ちゃんがいなかったら、こうやって楽しく生活できてる自信ないよ」 和「逆よ、唯。あなたが居てくれたから、私は生徒会に入ろうと思えたの」 唯「…?」 和「唯のおかげで誰かに頼られる喜びを知ったの。だから生徒会」 唯「そうなの?」 和「ええ、そうなの」 和「唯、高校に入ってからとってもよく笑うようになったでしょ」 和「それはね、きっと全部軽音部のみんなのおかげ」 和「私にはできなかったことをあの四人はいとも容易く成し遂げてしまうの」 和「だからね。私なんかに構わなくていいから」 和「そっちのほうが唯は幸せになれると思うから」 唯「…むー」 和「唯?」 唯「和ちゃん全然わかってない」 和「えっ」 唯「確かに高校に入ってからすっごく楽しいけど」 唯「和ちゃんと過ごした子供の頃だって、とっても楽しかったんだから!」 和「…気を遣わなくていいわよ」 唯「本当だもん」 唯「高校生活がケーキだとすると、子供の頃はカレーライスかな」 唯「どっちが美味しいとかじゃなくて、どっちも大好きだから」 和「高校生活がケーキだなんて、餌付けされたのね…」 唯「餌付けじゃないよ!」 唯「と、とにかく! 私は和ちゃんと一緒の時間が大好きだから」 和「…うん」 唯「私と付き合って欲しいって思うんだ」 和「唯の気持ちは嬉しいのだけど、やっぱり…」 唯「どうして?」 和「だって違う大学になっちゃうでしょ…」 唯「頑張って会いに行くから!」 和「私と一緒にいても代わり映えしないだろうし…」 唯「そんなことないっ! 和ちゃんとは一緒にいるだけで楽しいもん」 唯「それにね…キスとか、その先のこともしたいし…//」 和「//」 和「こ、こほん。それにメガネだし…」 唯「とっても似合ってるよ」 和「//」 唯「和ちゃん。どれだけ理由を探しても無駄なんだから」 唯「だって私は和ちゃんのことがだいだいだーい好きなんだもん」 和「…」 唯「和ちゃん?」 和「私はね、ずっと悔しかったの」 和「軽音部に入ってよく笑うようになった唯を見て」 和「自分が無力だって思い知らされた気がして…」 和「それならいっそ自分のほうから離れていけば……なんて思ったりして」 和「……私、たぶん唯が思っているような子じゃないのよ」 和「弱虫だし、そんなんにしっかりものでもない」 和「考え直すうちなら今のうちだよ」 和「本当に、私でいいの?」 唯「…うん。和ちゃんだからいいの」 和「唯…」 チュ 唯「和ちゃん、膝枕してもらっていい?」 和「ええ」 唯「あっ、生徒会の仕事は…」 和「今日だけは特別」 唯「そっかぁ……」 和「……」 唯「……zzz」 和「寝ちゃった」 和「しばらく休ませてあげましょう」 ――― 数時間後 和「唯、起きて、唯」 和「まったく起きない…」 和「背負って帰るしかないのかしら!?」 ――― 紬「まさか唯ちゃん抜きで和ちゃんの誕生日パーティーをすることになるなんて…」 澪「背負われてきた唯がまったく起きなかったからなぁ」 紬「和ちゃんの膝の上で、とっても幸せそうにしてたね」 澪「告白って緊張するからなぁ。疲れてたんじゃないか」 紬「そうなの?」 澪「…うん」 紬「…」 澪「してみたい、なんて思ってないよね?」 紬「…ちょっとだけ」 澪「ムギは誰にも告白したら駄目だぞ。ずっと私のことを好きじゃないと駄目だから」 紬「は~い」 澪「…ちょっとだけ不安」 紬「うふふふ」 澪「まぁ、付き合えたのはいいんだけど、あの二人変わりすぎじゃないか?」 紬「そうね。一日中和ちゃんが唯ちゃんにべったりだもの」 澪「和があんな風に豹変するなんて思ってなかったよ」 紬「私も」 澪「しかも留学に一緒に行かないかって誘ってるみたいだ」 紬「えっ、唯ちゃんも留学するの?」 澪「2ヶ月ぐらいの短期留学らしいけどね」 紬「あっ、それなら私も行きたい!!」 澪「そう言うと思ってパンフレットもらってきたよ」 紬「澪ちゃんも一緒に行ってくれるの?」 澪「ムギが行くなら」 紬「それじゃあ一緒にバイトしないとね!」 澪「あぁ」 ――― 和「唯、これから生徒会の引継ぎ業務があるのだけど、付き合ってくれる?」 唯「もちろん!」 和「…ふふふ」 唯「…えへへ」 和「………幸せ」 唯「何か言った?」 和「うん。幸せって言ったの」 唯「和ちゃんって甘えん坊サンだよね」 和「こんな私は嫌い?」 唯「ううん。知ってたから」 唯「私は和ちゃんが甘えん坊さんだって、最初から知ってたから」 おしまいっ! あとがき 和ちゃん誕生日おめでとおおおおおおおおお! ピンクの人期待して開いた人ごめんなさい では、また 戻る